6月20日、ナゴヤドームで行われた埼玉西武と中日の3連戦・最終戦は、2対1で埼玉西武が勝利した。1点差を守りきり、カード3連勝を決めた。
試合は序盤から動きを見せた。2回表、埼玉西武は先頭の山川穂高選手が、中日の先発・山井大介投手のカーブを左翼席中段へ運ぶ今季27号のソロ本塁打を放ち先制に成功する。さらに、続く森友哉選手、中村剛也選手の連打で無死2,3塁と好機を作ると、木村文紀選手の遊ゴロの間に森選手が生還し、スコアを2対0とした。
埼玉西武の先発・ニール投手は4回裏、無死1,3塁のピンチを招き併殺打の間に1点を返されてしまうものの、5回まで1失点に抑える投球を見せた。
その後は打線は決定機を捉えきれないものの、マーティン投手、平井克典投手が1点のリードを守り切る無失点リレーでつなぐ。9回裏は守護神・増田達至投手が走者を背負いつつも無失点に抑え、試合終了。
埼玉西武は8安打2得点とつながりに欠けたものの、投手陣が無四球という素晴らしい投球で1点差を守りきった。ニール投手も5回1失点と粘りの投球を見せ、今季2勝目を手にした。
文・粟盛優佳
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