千葉ロッテが延長11回に一挙4得点で粘り勝ち! 清田育宏が決勝タイムリー

パ・リーグ インサイト

2019.6.18(火) 22:11

千葉ロッテマリーンズ・清田育宏選手(C)パーソル パ・リーグTV
千葉ロッテマリーンズ・清田育宏選手(C)パーソル パ・リーグTV

 6月18日、マツダスタジアムで行われた広島と千葉ロッテの「日本生命セ・パ交流戦」初戦は、6対2で千葉ロッテが勝利。延長11回に及ぶ熱戦を制し、交流戦のカード初戦を初めてものにした。

 千葉ロッテは先制に成功した。広島先発の九里亜蓮投手から、1番・荻野貴司選手、2番・鈴木大地選手が連打を放つと、内野ゴロの間に1点。打線の組み替えが功を奏し、初回からリードを握った。

 援護をもらった千葉ロッテ先発・涌井秀章投手だったが、4回裏、広島の西川龍馬選手に同点弾を浴びる。無死から犠飛も打たれ、1対2とあっさり逆転を許してしまった。

 しかしそれ以上の追加点は許さず。涌井投手は6回2失点にまとめて降板し、直後の7回表、中村奨吾選手が値千金の同点タイムリー。終盤で2対2の同点に追い付いた。

 同点のまま決着つかず、試合は延長戦に突入する。延長11回表、勝ち越しに成功したのは千葉ロッテ。この回先頭の藤岡裕大選手が二塁打で出塁し、犠打で1死3塁とすると、代打・清田育宏選手が勝ち越し打。さらに鈴木選手にこの日4本目のヒットとなる適時二塁打と、代打・高濱卓也選手に2点適時二塁打が飛び出し、この回一挙4得点を挙げる。
 
 4点リードで迎えた11回裏は、西野勇士投手が広島打線を危なげなく抑え、試合終了。6対2で勝利した千葉ロッテは、交流戦に入り初めてカード初戦を飾った。
 
文・小川和弥

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