6月18日、倉敷マスカットスタジアムで阪神対楽天の「日本生命セ・パ交流戦」第1回戦が18時から行われる。星野仙一氏の故郷である同地で、両軍が公式戦を戦うという非常に意味深い一戦。成長した姿を見せるのはどちらになるだろうか。見どころを紹介していく。
【昨季交流戦対戦成績】
阪神→2勝1敗 楽天→1勝2敗
【阪神】メッセンジャー投手 10試合3勝5敗 64.2回 44奪三振、防御率4.31
【楽天】塩見貴洋投手 4試合3勝0敗 27回 24奪三振、防御率2.00
楽天の先発は塩見貴洋投手。5月21日に今季初昇格すると、登板した4試合全てで6回以上を2失点以内にまとめ、3勝を手にしている。この試合も好投を披露し、首位堅守の立役者となれるか。
打線の注目選手は、星野氏の大学の後輩でもある島内宏明選手だ。16日の広島戦では、気迫のヘッドスライディングがアウトと判定されると、普段あまり感情を表に出さないにもかかわらず、審判に必死にアピール。リクエストの結果セーフをもぎ取った。今日も勝利への執念を見せ、打線をけん引したい。
文・後藤万結子
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