3月3日にお披露目となった2018年のハニーズ、2年目を迎えるSATOMIさんは実は…
球場を鮮やかに彩る華となるプロ野球12球団の「チアリーダー」たち。各球団がそれぞれの個性を持ち、1月6日には大阪市内でパ・リーグ6球団のチアリーダーが集結したイベント「パ・リーグ ダンスフェスティバル2017-2018」が開催。プロ野球においての1つのエンターテインメントとして定着してきている。
2018年、2年連続の日本一を目指す福岡ソフトバンクホークスにとっては、オフィシャルダンス&パフォーマンスチーム「ハニーズ」がそれにあたる。スタジアムで試合前や試合中にダンスパフォーマンスを行って場内の盛り上げに一役買っているだけでなく、場外イベントや地域イベント、各メディアへの出演を通してファンとの絆を結ぶ役割を担っている。
その「ハニーズ」の2018年度メンバーが決定し、3月3日の阪神とのオープン戦でお披露目された。2年連続日本一を狙う福岡ソフトバンクを盛り上げ、チームとファンを結ぶ19人のメンバーたちはどのような思いを胸にグラウンドに立つのか。狭き門を突破したメンバーの思いを紹介していく「ホークス発 チア名鑑」の第5回だ。
○SATOMIさん(2年目)
「ハニーズ」は、ホークスのオフィシャルダンス&パフォーマンスチームである。“ダンス"を1つの売りにしているのだが、昨季からの継続メンバーで、今季で2年目を迎えるSATOMIさんは、ほとんどダンス経験のないままにメンバーとなった変わり種だ。
子供の頃はクラリネット奏者、チームメートからは「クールビューティー」
根っからのホークスファンだったSATOMIさん。「ホークスが小学生の時から大好きで、ずっと応援していました。ホークスに繋がる仕事ができたらと思っている時に、たまたまハニーズの募集のポスターを見つけたんです」。ダンス経験は浅かったが、思い切って応募したのが始まりだった。
「野球を見にいくたびにハニーズが踊っているのを見ていたので、ダンスが出来ないと話にならないのは分かっていました。なので、自己流ですけど、めちゃくちゃ練習はしました。オーディションでダンスの振り付けを覚えるんですが、正直踊れませんでした。『若鷹軍団』だけは完璧にしましたけど…」。結果は合格。熱意と、審査員たちから好評を受けたビジュアルが決め手になった。ダンス経験がほとんどなく、メンバーになることは極めて稀だという。
子供の頃は吹奏楽に熱中し、クラリネット奏者だった。中学時代には九州大会にも出場した経験があるという腕前で、チームメートから「クールビューティー」と称されるSATOMIさん。「ホークスは選手だけでなく、私たちハニーズも日本一、世界一のパフォーマンスチームを目指しています。2018年はさらに上のパフォーマンスでホークスやファンの皆さんを盛り上げていきたいと思います! そして人として、パフォーマーとして、ハニーズとして、女性としてもっともっと自分を磨いていきたいと思います」と2年目のシーズンに意気込んでいる。
SATOMIさんからファンへのメッセージ
「明太子が大好き、クラリネットが得意なSATOMIです! 『FAN!FUN!ステージ』では、得意のクラリネットを披露しちゃうかもしれませんので、ヤフオクドームにぜひ遊びに来てください。そして、ホークスの日本一を目指して、私たちと一緒に応援しましょう!」
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