楽天が7本塁打で広島を圧倒。太田光がプロ初ホームラン、辛島航が5勝目

パ・リーグ インサイト

2019.6.14(金) 21:03

東北楽天ゴールデンイーグルス・辛島航投手(C)パーソル パ・リーグTV
東北楽天ゴールデンイーグルス・辛島航投手(C)パーソル パ・リーグTV

 6月14日、楽天生命パーク宮城で行われた楽天対広島の「日本生命セ・パ交流戦」第1回戦は、何と5回までに7本塁打が飛び出した楽天が、11対2で大勝した。

 試合は終始楽天ペースで進んだ。まずは初回、先頭の茂木栄五郎選手が広島の先発・床田寛樹投手から先制ホームランを放つ。その後、2番・島内宏明選手、3番・浅村栄斗選手も出塁し、無死1,2塁のチャンスを迎えると、4番・ブラッシュ選手が豪快に振り抜いた打球はスタンドへ。続く7番・ウィーラー選手もホームランを放ち、楽天はこの回3本の本塁打で一気に5点を奪う。

 2回表、楽天の先発・辛島航投手は広島の會澤翼選手に2ランを浴びるが、直後の2回裏にまたも打線が爆発。9番・太田光選手がプロ初ホームランを放つと、3番・浅村選手にも一発が飛び出した。さらに勢い止まらず、3回裏にはウィーラー選手の犠飛で、4回裏には浅村選手の2本目で、5回裏には8番・辰己涼介選手のホームランで広島を圧倒し、スコアを11対2とする。

 大量援護を受けた辛島投手は、ヒットや四球でランナーを背負いながらも、要所を締める投球を見せ、7回2失点で降板。そして、8回表は森原康平投手、9回表は久保裕也投手がそれぞれ3者凡退に抑え、終始試合の流れを掌握したままゲームセット。

 11対2で勝利した楽天は、合計7本のホームランを含む14安打11得点、先発全員安打でセ・リーグの首位を走る広島を圧倒した。また、先発した辛島投手は7回まで122球の熱投を見せ、今季5勝目を挙げた。

文・後藤万結子

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