6月11日18時から、メットライフドームでは埼玉西武対巨人の「日本生命セ・パ交流戦」第1回戦が行われる。9日の横浜DeNA戦で、終盤に満塁弾を浴びる悔しい逆転負けを喫した埼玉西武だが、交流戦ここまで2カード連続の勝ち越しを決めている巨人をどう攻略するか。見どころを紹介していく。
【昨季交流戦対戦成績】
埼玉西武→1勝2敗 巨人→2勝1敗
【埼玉西武】佐野泰雄投手 16試合0勝0敗 27.2回 23奪三振、防御率3.58
【巨人】今村信貴投手 7試合1勝0敗 31.1回 21奪三振、防御率2.87
埼玉西武は、今井達也投手が登板回避したことにより、佐野泰雄投手が今季初先発を務める。今季は主に複数イニングを投げる中継ぎとして、大車輪の活躍を見せてきた。昨年5月11日の千葉ロッテ戦で、2回投げ切れず7失点を喫したのがもっとも最近の先発の記憶だが、苦い経験を払拭できるか。
一方、埼玉西武打線の注目選手は外崎修汰選手だ。前回の対横浜DeNAでは計14打数7安打3盗塁と脅威の活躍を見せた。今季序盤は極度の不振に苦しんだが、6月の打率は4割に迫っており、打線をけん引する存在となっている。今日もアップルパンチに期待したい。
文・後藤万結子
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