前日まで得点打率10割、「走塁ミス」の反省も忘れず
開幕「3番・二塁」候補の千葉ロッテ・中村選手のバットから快音が止まらない。7日の巨人戦で、犠飛を含む3打数2安打1打点。オープン戦4試合で打率は.750(12打数9安打)と、公式戦にとっておきたいような好調が続いている。
得点圏打率はこの日の試合前まで、脅威の10割。初回無死一、二塁の得点機は、吉川光投手の2球目の140キロの高め速球に左飛とタイムリーは出なかったが「初球(ファールになった)カーブをしっかり打てた。しっかり打ったのがたまたまヒットになっているが、アウトになっても、しっかり打ってアウトになるならいい」と打撃内容にこだわる。確実に一皮むけてきているようだ。
四球で出塁した3回は、鈴木選手の二直に一歩、三塁方向に動き、帰塁が間に合わなかった。「走塁ミスは駄目ですね」と反省を忘れない中村選手だが、内野ベース付近のアンツーカーが柔らかく、踏ん張りがきかない部分もあったようだ。
「これから(のオープン戦)はローテーションで投げるピッチャーが出てくる。(救援も)勝ちパターンの人が出てくる試合が多くなる。開幕へ(そういうピッチャーを打って)しっかり調整したい」と意気込んだ。
記事提供: