【ファーム】安田尚憲が土壇場で2ラン。千葉ロッテと巨人は4度目の引き分けに

パ・リーグ インサイト

2019.6.8(土) 19:11

千葉ロッテマリーンズ・安田尚憲選手(C)パーソル パ・リーグTV
千葉ロッテマリーンズ・安田尚憲選手(C)パーソル パ・リーグTV

 6月8日、ロッテ浦和球場で行われた千葉ロッテと巨人のイースタン・リーグ公式戦、第9回戦は延長の末、4対4で引き分けに終わった。この日から実践に復帰した田村龍弘選手は守備で途中出場し、2安打を放つ活躍を見せた。

 千葉ロッテ先発の小島和哉投手は初回、2つの四球でピンチを招くと中島宏之選手に2点適時二塁打を浴び先制を許したが、以降は立ち直りを見せ、4回5三振2失点の内容でマウンドを降りた。

 早めの継投へ入った千葉ロッテは、2番手・森遼大朗投手が1.2回、3番手・山本大貴投手が0.1回を無失点でつなぐと、7回を東妻勇輔投手が危なげなく抑え、打線の反撃を待つ。

 好投に応えたい打線だったが、巨人先発のヤングマン投手の前に7回まで得点を挙げることができず。8回裏には野上亮磨投手の前に先頭打者が出塁を果たしたがこれも得点にはつながらず。2対0で巨人リードのまま最終回へ。

 9回表、千葉ロッテの6番手・永野将司投手が守備の乱れから1点を失うも、その裏、ついに打線が目を覚ました。2死走者なしから田村龍弘選手が安打で出塁すると、続く安田尚憲選手が反撃の8号2ラン。

 これだけでは終わらず、細谷圭選手が四球、続く山口航輝選手が適時二塁打を放ち同点に。巨人・池田駿投手を捉え、土壇場で試合を振り出しに戻した。

 再び試合が動いたのは11回表、成田翔投手が四球からピンチを招くと、巨人・山下航汰選手にタイムリーを浴び勝ち越しを許す。後がない千葉ロッテだったが、吉川光夫投手から田村選手の安打などで3塁へ走者を進め、安田選手が同点犠飛。その後は得点は入らず4対4で試合終了。

千葉ロッテと巨人のイ・リーグ公式戦、第9回戦は、延長11回を終え引き分けに。千葉ロッテは巨人との対戦成績3勝2敗4分と、4度目の引き分けとなった。

  1234567891011計
巨 200000001 0 14
ロ 000000003 0 14

巨 ヤングマン-野上亮磨-池田駿-山川和大-吉川光夫
ロ 小島和哉-森遼大朗-山本大貴-東妻勇輔-阿部和成-永野将司-大谷智久-成田翔 

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