6月8日14時から、東京ヤクルト対オリックスの「日本生命セ・パ交流戦」初戦が、神宮球場で行われる。7日の試合は雨天中止となったが、横浜DeNAとの第1カードでは、3試合全てで10安打以上を放ち、勝ち越しに成功したオリックス。好調の波に乗り、まずは初戦をものにしたいところだ。見逃せない本試合の見どころを紹介しよう。

【昨季交流戦対戦成績】
東京ヤクルト→2勝1敗　オリックス→1勝2敗

【東京ヤクルト】ブキャナン投手 6試合1勝2敗 34.2回 18奪三振、防御率2.86
【オリックス】山岡泰輔投手 10試合4勝2敗 70.1回 59奪三振、防御率3.20

　オリックスの先発は3年目の山岡泰輔投手が務める。5月31日に行われた対北海道日本ハム戦では、悪送球で失点すると、満塁の危機を招いて降板。8回途中8安打と粘りきれず、悔しさの残る試合となった。今日の登板では、要所を締める投球で燕打線を抑え、約1カ月振りの5勝目を得たい。

　オリックス打線は福田周平選手に注目だ。ファームでの調整を終え、6月6日に一軍昇格を果たすと、勝ち越しのタイムリーツーベースを含む2安打の活躍でチームの勝利に貢献した。連夜の活躍で東京ヤクルトの先発・ブキャナン投手を打ち崩し、山岡投手を援護したい。

文・今泉友香