【ファーム】楽天打線があと一歩及ばず惜敗 リリーフ陣の好投報われず

パ・リーグ インサイト

2019.6.5(水) 16:50

東北楽天ゴールデンイーグルス・山崎剛選手(C)パーソル パ・リーグTV
東北楽天ゴールデンイーグルス・山崎剛選手(C)パーソル パ・リーグTV

 6月5日、ウェルファムフーズ森林どりスタジアム泉で行われた楽天対横浜DeNAの第10回戦は、3対5で楽天が惜敗した。

 楽天の先発・釜田佳直投手は、2回表に6番・伊藤裕季也選手にタイムリーを許し、1点を献上。さらに3回表には2死満塁のピンチを招くと、6番・伊藤選手に2打席連続のタイムリー、7番・戸柱恭孝選手には走者一掃のタイムリーを許し、この回一気に4点を失う。

 反撃に出たい楽天は3回裏、3番・山崎剛選手の2号ソロで1点を返すが、その後は横浜DeNAの先発・中川虎大投手をなかなか攻略できない。また、楽天の先発・釜田投手は5回5失点でマウンドを降り、6回は鶴田圭祐投手が登板。ここは3者凡退に抑え、味方の援護を待つ。

 すると6回裏の楽天の攻撃、先頭の山田大樹選手がツーベースヒットで出塁すると、7番・松本京志郎選手がタイムリーを放ち1点を追加。続く8番・太田光選手もヒットでつなぎ、9番・西巻賢二選手の犠飛でさらに1点を返し、2点差まで詰め寄る。

 7回表は楽天のドラ3ルーキー・引地秀一郎投手が登板。1死1,3塁のピンチを招くも後続を2者連続三振に抑える。リリーフ陣の好投に応えたい楽天打線は、7回裏、先頭の卓丸選手がこの回からマウンドに上がった齋藤俊介投手からヒットを放つと、3番・山崎選手が四球でつなぎ、無死1,2塁の好機を得るが、あと一本が出ず、無得点に。

 8回表も引地投手が無失点に抑え、楽天が2点を追う形で迎えた9回裏、先頭の山崎選手が今日3つ目の四球で出塁するも後続が続かず試合終了。打線のつながりを欠いた楽天が3対5で惜敗した。

 敗れた楽天の先発・釜田佳直投手は前回登板で6回1失点と好投を見せていただけに、今回の5回5失点での降板はとても悔しい投球内容となった。また、打線は好機であと一本が出なかった。しかし、鶴田投手、引地投手、渡邊佑樹投手が好リリーフを見せたことは今後の首位浮上への好材料となるに違いない。

  123456789 計
デ 014000000 5
楽 001002000 3

デ ○中川虎大-齋藤俊介-進藤拓也-中後悠平-S平田真吾
楽 ●釜田佳直-鶴田圭祐-引地秀一郎-渡邊佑樹 

文・後藤万結子

◇ファームの中継を観るならパーソル パ・リーグTV。6球団の本拠地主催試合を放送中!
https://tv.pacificleague.jp/page/smp/service/

記事提供:

パ・リーグ インサイト

この記事をシェア

  • X
  • Facebook
  • LINE