2点を追う4回1死走者なしから左翼席へソロアーチ

福岡ソフトバンクの本多雄一内野手が、追撃の本塁打を放った。6日、ヤフオクドームで行われた埼玉西武とのオープン戦。2点ビハインドの4回、埼玉西武先発の新外国人カスティーヨ投手から逆方向へのアーチを放った。

この回1死、走者なしで打席に入った本多選手。カスティーヨ投手が投じた初球の142キロの真っ直ぐを捉えた打球は逆方向へ。快音を残した打球は、左翼ホームランテラス席に飛び込むソロに。昨シーズンは本塁打ゼロ、2016年は1本塁打だった男が、逆方向へとかけたアーチとなった。

今季キャンプイン前に工藤公康監督は一塁・内川聖一選手、三塁・松田宣浩選手、遊撃・今宮健太選手、左翼・中村晃選手、中堅・柳田悠岐選手、DH・デスパイネ選手のレギュラーを公言。

本多選手のいる二塁手は川島慶三選手や明石健志選手、西田哲朗選手、高田知季選手といった面々と競争に。33歳のベテランにとっては貴重なアピールになる1発となった。