6月5日、ZOZOマリンスタジアムで千葉ロッテと阪神の「日本生命セ・パ交流戦」第2回戦が行われる。4日の第1回戦は、中盤まで1点差の接戦だったが、終わってみれば3対11。千葉ロッテは大敗を喫している。交流戦初登板となる岩下投手を援護するためにも、マリンガン打線の奮起が待たれる。上位追随のためにも負けられない一戦の見どころを紹介する。
【今季対戦成績】
千葉ロッテ→0勝1敗 阪神→1勝0敗
【千葉ロッテ】岩下大輝投手 8試合1勝1敗 44.1回 38奪三振、防御率2.44
【阪神】青柳晃洋投手 9試合4勝3敗 54.1回 41奪三振、防御率2.32
千葉ロッテの先発は、岩下大輝投手だ。今季は4月上旬から先発ローテーションに加わり、ここまで安定した投球を披露している。昨年7月24日に一軍デビューした岩下投手にとって、この試合が自身初の交流戦でのマウンドとなる。若き右腕は普段とは異なる舞台でも物怖じせずに好投し、4月17日以来の今季2勝目を手にできるか。
千葉ロッテ打線では、荻野貴司選手に注目したい。昨日の試合では一時同点に追い付く2点適時打を放つなど、ここまでトップバッターとしての役割を十二分に果たしている。また、昨季の阪神戦では8打数2安打と相性も悪くない。チームをけん引する韋駄天は、この試合でも走攻守で輝きを放ち、チームを勝利へと導けるだろうか。
文・小川和弥
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