北海道日本ハム栗山監督、燕・高梨との対決に複雑?「ナシにも勝たせてやりたい」

Full-Count 石川加奈子

2019.6.4(火) 17:21

北海道日本ハム・栗山英樹監督※写真提供:Full-Count(写真:石川加奈子)
北海道日本ハム・栗山英樹監督※写真提供:Full-Count(写真:石川加奈子)

交流戦開幕・東京ヤクルト戦で昨季まで所属していた高梨と激突へ「やりにくさはあるけど…」

■北海道日本ハム – 東京ヤクルト(交流戦・4日・札幌ドーム)

 北海道日本ハムは4日、本拠地で東京ヤクルトとの交流戦開幕戦に臨む。東京ヤクルトの先発は昨季まで北海道日本ハムに在籍していた高梨裕稔投手。栗山英樹監督は昨季までの教え子との対戦に複雑な表情を見せながらも必勝を誓った。

 どこにいっても選手に輝いてほしいと願うのは栗山監督らしい姿だった。昨季まで北海道日本ハムで通算22勝を挙げた右腕との対戦を前にした指揮官は「こういう大事な試合で先発する形をつくってくれたことはうれしい」と新天地で4勝をマークした高梨の活躍に目を細めた。その後で「うちも勝ちたいし、ナシ(高梨)にも勝たせてやりたい。やりにくさはあるけれど、それは個人的な考え。誰であってもしっかり戦わなければいけない」と表情を引き締めた。

 チームは試合前まで引き分けを挟んで6連勝中と好調だが「交流戦は(カードの)頭が大事。始まったと思ったら一気に3連敗することもある。ここで落ちないように。必死の3週間になる」と栗山監督は力を込めた。

(石川加奈子 / Kanako Ishikawa)

記事提供:Full-Count

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