昨年はWBC開幕投手を務めたが、シーズンは3勝11敗と大きく負け越し
千葉ロッテのエース・石川歩投手が6日、本拠地・ZOZOマリンスタジアムで行われた巨人とのオープン戦に初先発。3回1安打無失点の好投を見せた。
初回を3者凡退の好スタートを見せ、最速150キロの直球にシンカー、カーブなど多彩な変化球で強力G打線を圧倒。許した安打は2回1死から陽選手に浴びた右前打のみ。2月27日の福岡ソフトバンクとの練習試合でも2回3安打無失点の好投を見せており、これで実戦は5イニングス無失点と好調を維持している。
昨年はWBC初戦のキューバ戦に先発したが、公式戦では思うような強い真っすぐ投げられず、3勝11敗と大きく負け越し、チーム最下位の原因を作ってしまった。
課題だったストレートの強さを追求した右腕は「左のインコースに強い球が投げ切れていない。球の強さはよかったが、あとはコントロール。今日は全力でいったが、(真っすぐを)もう少し抑えて放れれば、変化球ももっと楽になる」と振り返った。
シンカー、カーブのキレも次回の課題となるが「昨年はあんな感じ。不安はあるが、いきたいと思う」と自身初となる開幕投手を視野に入れた。
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