6月2日、京セラドーム大阪で、オリックス対北海道日本ハムのカード最終戦が行われる。前日の試合では延長戦の末、引き分けとなった。交流戦前の最後の試合を勝利で飾るのはどちらのチームか。見どころを紹介していく。
【今季対戦成績】
オリックス→3勝5敗2分 北海道日本ハム→5勝3敗2分
【オリックス】K-鈴木投手 5試合1勝2敗 31.2回 28奪三振、防御率2.27
【北海道日本ハム】上原健太投手 8試合0勝3敗 28.2回 15奪三振、防御率5.97
オリックスの先発はK-鈴木投手だ。今季は本拠地・京セラドーム大阪で2試合に登板して1勝を挙げており、防御率も0.71と好成績を残している。武器である150キロを超えるストレートをうまく使い、今季2勝目を挙げられるか。
一方の北海道日本ハムの先発は上原健太投手だ。190cmの長身から投げ下ろす投球が持ち味だが、今季はまだ白星を挙げていない。昨季は無傷の4連勝を飾っただけに、期待も大きいだろう。防御率14.40と、特に苦手とする京セラドーム大阪での登板となるが、今季初勝利を挙げ、良い形で交流戦へ入っていけるか。
オリックスの注目選手は、吉田正尚選手だ。ここ数日なかなかヒットが出ず、苦しんでいるが、1日には10日ぶりのホームランを放った。豪快なフルスイングから飛び出す特大アーチに期待したい。
対する北海道日本ハムの注目選手は大田泰示選手だ。1日の試合では、3点を追う展開で迎えた最終9回に値千金の同点弾を放った。右投手に対しては打率.313、8本塁打という成績から、相性の良さがうかがえる。今日も勝負強いバッティングで、チームを2位浮上へ導けるか。
文・後藤万結子
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