6月2日13時から、ヤフオクドームで福岡ソフトバンクと楽天のカード最終戦が行われる。5月31日と6月1日に連敗を喫したことで、このカード負け越しが決まった福岡ソフトバンク。首位を争う楽天に3連敗は避けたいところ。注目の試合の見どころを紹介していこう。
【今季対戦成績】
福岡ソフトバンク→4勝6敗、楽天→6勝4敗
【福岡ソフトバンク】スアレス投手 2試合0勝1敗 3回 4奪三振、防御率21.00
【楽天】美馬学投手 9試合3勝3敗 54回 36奪三振、防御率4.83
福岡ソフトバンクの先発はスアレス投手が務める。4月28日に緊急降板して以来、約2カ月ぶりの登板となる。ファームでは5試合に登板し、防御率1.31とさすがの投球。一軍でも試合を作り、チームに良い流れを呼び込めるか。
福岡ソフトバンク打線の注目は福田秀平選手だ。前回、美馬投手と対面した4月13日の試合では、3安打猛打賞の活躍で存在感を示した。6月1日の試合では1番・中堅で先発出場を果たしたが、無安打に終わってしまった。攻撃の起点となり、スアレス投手を援護できるか、期待したい。
楽天の先発は美馬学投手だ。登板したすべての試合で5本以上の安打を浴びており、打線のつながりをいかに断つことができるかが鍵となる。前回の顔合わせである4月13日の試合では、8回無失点の好投を見せるも、打線の援護がなかった。今回は好調のバックを信じ、福岡ソフトバンク打線を抑え切りたい。
楽天打線ではブラッシュ選手に注目だ。6月1日の試合でも第16号2ランホームランを放っており、その得点力は楽天打線の大きな武器となっている。初の顔合わせとなるスアレス投手を攻略し、単独首位維持の懸かるチームを勝利を導けるだろうか。
文・今泉友香
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