5月31日18時からヤフオクドームで、福岡ソフトバンク対楽天の第9回戦が行われる。交流戦前最後のカードとなるこの3連戦。首位・福岡ソフトバンクと1ゲーム差で追う楽天の白熱線は必見だ。見どころを紹介していこう。
【今季対戦成績】
福岡ソフトバンク→4勝4敗、楽天→4勝4敗
【福岡ソフトバンク】千賀滉大投手 9試合5勝0敗 65回 89奪三振、防御率1.38
【楽天】辛島航投手 8試合3勝2敗 45回 36奪三振、防御率4.20
福岡ソフトバンクの先発は2度目の対戦となるエース・千賀滉大投手投手。前回の顔合わせである4月12日の楽天戦では、6安打を浴びたものの今季最多の14奪三振を奪った。2位を大きく突き放す計89奪三振で、リーグの未だ負けなしの同投手。本試合も好投に期待ができそうだ。
福岡ソフトバンク打線では今宮健太選手に注目。直近2試合では、いずれも四球のみでの出塁に留まっている。しかし、同選手は過去8試合の楽天戦に出場すると、計11本の安打を放っており、とりわけ辛島投手との対面となった5月8日の試合では3安打猛打賞の活躍を見せている。得意の楽天相手にどのような活躍を見せてくれるだろうか。
対する楽天は、左の辛島航投手が先発。今季3度目の顔合わせとなるが、前回の5月8日の試合では4回9安打本塁打7失点の大炎上。また、5月16日・5月23日と連続して敗戦投手となっているだけに、調子が気になるところだ。今度こそ強力・福岡ソフトバンク打線を抑えきり、汚名返上を果たしたい。
楽天打線では、銀次選手に注目したい。同選手は今季から楽天の選手会長を務めており、精神的な支柱としての働きも期待されている。交流戦を目前にどうしても勝ち越したい楽天打線の火付け役として、千賀投手を攻略できるか。
記事提供: