5月29日、札幌ドームで行われる北海道日本ハムと千葉ロッテのカード第2戦。28日の試合では、北海道日本ハムが1点のリードを守りきった。投打が噛み合った勝利だっただけに、ここで一気にカード勝ち越しを決めたいところ。一方の千葉ロッテは、打線が追加点を奪えず、結果として逆転を許す形に。まずはカード成績を五分に戻して巻き返しを図りたい。
【今季対戦成績】
北海道日本ハム→6勝3敗、千葉ロッテ→3勝6敗
【北海道日本ハム】吉田侑樹投手 4試合0勝0敗 8.1回 8奪三振、防御率9.72
【千葉ロッテ】岩下大輝投手 7試合1勝1敗 38.1回 33奪三振、防御率2.82
北海道日本ハムの先発は吉田侑樹投手だ。ここまでリリーフとして4試合に登板したものの、思うような結果を残すことができなかった。ただ、ファームでは7試合中3試合に先発し、防御率1.50の好成績。今季初先発で結果を残すことができるか。
対する千葉ロッテの先発は岩下大輝投手だ。5月22日のオリックス戦では、6回途中2失点(自責点1)とまずまずの投球内容だったが、白星とはならず。北海道日本ハムとは今季初対戦となるが、堅実なゲームメイクに期待したい。
29日の試合では、両チームの4番に注目したい。北海道日本ハム・中田翔選手
は、28日の試合で2試合連続となるマルチ安打を記録。得点機を演出して勝利に貢献した。一方の千葉ロッテ・井上晴哉選手も、2試合連続となる先制の8号ソロをバックスクリーン左に突き刺している。24日の福岡ソフトバンク戦から4試合連続安打と調子も上向きだ。
文・吉田貴
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