5月28日の18時、楽天と埼玉西武が盛岡で対戦する。0.5ゲーム差の2位・楽天と3位・埼玉西武。ともに、不安定な投手力を打撃力でカバーしてAクラスに浮上したチームだけに、どのような戦いが見られるか注目だ。投打で特に注視すべき選手を挙げていこう。
【今季対戦成績】
楽天→5勝2敗、埼玉西武→2勝5敗
【楽天】塩見貴洋投手 1試合1勝0敗 6回 1奪三振、防御率3.00
【埼玉西武】今井達也投手 8試合4勝4敗 51回 37奪三振、防御率4.24
楽天の先発は、21日の北海道日本ハム戦で9カ月ぶりの一軍復帰登板を果たし、見事白星を手にした塩見貴洋投手だ。昨シーズンは2勝に終わっているが、それはどちらも埼玉西武から挙げたもの。負ければ即順位交代の大事な試合で、出遅れた分の働きを見せたい。埼玉西武先発の今井投手は、プロ初かつ「令和初」完封を記録した相手に、良いイメージで臨む。
塩見投手を援護したい楽天打線では、茂木栄五郎選手に注目。埼玉西武戦では7試合で打率.484とずば抜けた成績を残しており、相性の良さがうかがえる。相手に苦手意識を植え付けるようなさらなる活躍が見込まれる。対して埼玉西武では源田壮亮選手に期待だ。こちらも対楽天は打率.333と好相性で、さらに左バッターながら打率.340と左投手を得意としている。得点圏でも3割を超える頼もしさで、チームをさらに上の順位へ押し上げたい。
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