【ファーム】愛斗の3打点の活躍で埼玉西武が今季初3連勝。吉田輝星は2回0封

パ・リーグ インサイト

2019.5.26(日) 17:37

埼玉西武ライオンズ・愛斗選手(C)パーソル パ・リーグTV
埼玉西武ライオンズ・愛斗選手(C)パーソル パ・リーグTV

 5月26日、西武第二球場で行われた埼玉西武と北海道日本ハムのイースタン・リーグ公式戦、第8回戦は、6対1で埼玉西武が勝利。今季初の3連勝を飾った。

 連勝中の埼玉西武は初回、北海道日本ハム先発の北浦竜次投手の立ち上がりを捉えた。1番・西川愛也選手が敵失策で出塁、続く山野辺翔選手が安打を放ち1,3塁とすると、4番・川越誠司選手の二ゴロの間に1点を先取。なおも2死2塁から5番・愛斗選手にタイムリーが生まれ、初回に2点を挙げた。

 続く2回裏の攻撃では7番・高木渉選手が安打と盗塁などで3塁に進むと、9番・齊藤誠人選手の一ゴロの間に再び1点を追加。幸先よく援護点をもらった先発の武隈祥太投手も、3回3奪三振無失点とさすがの投球を見せ、序盤は3対0で埼玉西武がリードする。

 両チームは4回から継投へ。埼玉西武の2番手・國場翼投手は2イニングを2奪三振無失点で得点を許さず。一方、5月8日以来の登板となった北海道日本ハムの2番手・吉田輝星投手は、先頭の水口大地選手に安打を浴びるも、後続を併殺に打ち取り、2イニングを打者6人で終える好リリーフを披露。スコアは変わらず試合は後半へ。

 リードする埼玉西武は6回表を3番手・松本直晃が無失点でつなぐと、その裏、愛斗選手の1号2ラン、高木選手の6号ソロで3点を追加する。7回表に廖任磊投手が、北海道日本ハム4番・横尾俊建選手に4号ソロを浴び、続く森本龍也選手に四球を与えるも、後続を3者連続三振に抑えて追撃を許さなかった。

 8回表も藤田航生投手が3者連続三振に切る圧巻の投球でつなぎ、9回表は南川忠亮投手が走者を背負いながらも無失点に抑え、6対1で試合終了。

 埼玉西武は北海道日本ハムを1点に抑える見事な継投でつなぎ、打線が序盤、中盤と得点を重ね快勝した。北海道日本ハムは先発した北浦投手が守備の乱れからリズムを崩し、3回3失点(自責0)。後を受けた吉田輝投手が流れを変える投球を見せたが、3番手の藤岡貴裕投手が2本塁打を浴び3失点。打線も散発の5安打に終わり、3連敗を喫した。

  123456789 計
日 000000100 1
西 21000300  6

日 ●北浦竜次-吉田輝星-藤岡貴裕-立田将太-浦野博司
西 武隈祥太-○國場翼-松本直晃-廖任磊-藤田航生-南川忠亮

文・東海林諒平

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