5月26日、メットライフドームで、埼玉西武対北海道日本ハムの第12回戦が行われる。今カードは2試合で計27得点と打撃戦となっているが、ともに打ち勝っている埼玉西武が連勝を6に伸ばすか、北海道日本ハムが底力を見せ、連敗を止めるか。見どころを紹介していく。
【今季対戦成績】
埼玉西武→6勝5敗、北海道日本ハム→5勝6敗
【埼玉西武】松本航投手 1試合1勝0敗 5回 1奪三振、防御率3.60
【北海道日本ハム】上沢直之投手 7試合3勝2敗 44.2回 41奪三振、防御率3.83
埼玉西武の先発は、松本航投手だ。5月19日のオリックス戦でプロ初先発し、プロ初勝利を挙げたドラ1ルーキー。北海道日本ハムとは初対戦となるが、150キロを超えるストレートで決して状態は悪くない相手打線を封じられるか。
一方の北海道日本ハムの先発は上沢直之投手だ。今季3勝のうち2つは埼玉西武戦で挙げたものであることから、好相性であることが見て取れる。エースとして試合を作り、チームの連敗を止めることはできるのか。
埼玉西武の注目選手は秋山翔吾選手だ。昨日の試合では2打席連続ホームランを含む4安打の活躍を見せた。対北海道日本ハムでは6本のホームランを放つ好相性ぶり。今季前半は不調に苦しんだが、5月だけで見ると4割を超える高打率をマークしている。今日も1番バッターとして打線をけん引できるか、目が離せない。
対する北海道日本ハムの注目選手は清宮幸太郎選手だ。今季はオープン戦で右手有鉤骨を骨折し、離脱を余儀なくされていたが、24日に昇格を果たす。25日の試合では、高卒2年目らしからぬ落ち着きぶりで12球を投げさせた末に、タイムリーを放つ活躍を見せた。同日20歳になったばかりの清宮選手がフレッシュな風を吹かせられるか、期待したい。
文・後藤万結子
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