【ファーム】小島和哉が5回9Kの奪三振ショーも…… vs埼玉西武は引き分け

パ・リーグ インサイト

2019.5.23(木) 16:27

千葉ロッテマリーンズ・小島和哉投手(C)パーソル パ・リーグTV
千葉ロッテマリーンズ・小島和哉投手(C)パーソル パ・リーグTV

 5月23日、ロッテ浦和球場で行われた千葉ロッテと埼玉西武のイースタン・リーグ公式戦第7回戦は、1対1の引き分けに終わった。イ・リーグ首位と最下位の対戦だったが、両投手陣が相手打線に決定打を許さなかった。

 千葉ロッテ・小島和哉投手と、埼玉西武・本田圭佑投手の先発で始まった試合。先制したのは千葉ロッテだった。2回裏、先頭の安田尚憲選手がリーグトップタイとなる特大の第7号ソロを放ち、早くも小島投手に援護点をプレゼントする。

 その小島投手は、初回から3イニングすべて3者凡退に抑える完璧な立ち上がり。2回表には3者連続三振も奪い、5回2安打9奪三振、無失点という快投で埼玉西武打線を封じた。

 その後も、千葉ロッテは6回表を永野将司投手、7回表をレイビン投手とつなぎ、わずか1点のリードを守っていく。

 しかし試合終盤、ここまで抑え込まれていた埼玉西武打線が意地を見せた。8回表、千葉ロッテ4番手・阿部和成投手から、齊藤誠人選手と水口大地選手が連打を放つと、金子一輝選手の犠飛で同点。試合はここにきて、1対1の振り出しに戻った。

 打線の援護で黒星が消えた埼玉西武先発の本田投手は、8回6奪三振1失点で降板。以降は両軍譲らず、9回は千葉ロッテ・大谷智久投手、埼玉西武・野田昇吾投手が無失点で抑え、延長戦に突入したものの、そこでも決定打は出ず、試合は1対1のまま規定により終了。

 両軍先発が見応えのある投げ合いを披露し、後を受けた中継ぎ陣も踏ん張ったが、打線はともにつながらず。寂しい結果に終わった。

文・今泉友香


  1234567891011 計
西 00000001000 1
ロ 01000000000 1

西 本田圭佑-野田昇吾-田村伊知郎-小石博孝
ロ 小島和哉-永野将司-レイビン-阿部和成-大谷智久-関谷亮太-原嵩-山本大貴 

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