5月21日18時から、京セラドーム大阪でオリックスと千葉ロッテの2連戦初戦が行われる。埼玉西武とのカードに負け越し、3ゲーム差の最下位に甘んじるオリックスと、2試合連続で楽天に逆転負けを喫した千葉ロッテ。連敗すればあっという間に上位との差が開く状況で、踏ん張るのはどちらか? この試合の見どころについて見ていこう。
【今季対戦成績】
オリックス→4勝3敗、千葉ロッテ→3勝4敗
【オリックス】松葉貴大投手 3試合0勝3敗 11.2回 8奪三振、防御率6.17
【千葉ロッテ】涌井秀章投手 7試合3勝1敗 43回 36奪三振、防御率3.14
オリックスの先発は松葉貴大投手。開幕ローテ入りしたものの白星ならず、二軍では4試合で防御率1.13と好投している。チームは最下位だが、まだまだゲーム差は小さい。復帰登板で先発投手の役割を果たし、勝利に貢献したいところ。千葉ロッテ先発の涌井秀章投手は、中5日での登板。今季はエースらしい好投が続いており、安定した投球が見込めそうだ。
オリックス打線では、大城滉二選手に注目。連続試合安打は15試合で途切れたが、千葉ロッテ戦では何と打率.529という圧倒的な好成績を残している。対する千葉ロッテ打線では荻野貴司選手に注目だ。今季はコンスタントに結果を残し、リーグトップの打率.333をマーク中。その打棒と快足で「打って帰ってくる」活躍が期待される。
文・鈴木海斗
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