グラシアル、川島慶三、デスパイネが3発! 鷹が降雨コールドで鹿児島9連勝

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2019.5.19(日) 17:02

福岡ソフトバンクホークス・グラシアル選手(C)パーソル パ・リーグTV
福岡ソフトバンクホークス・グラシアル選手(C)パーソル パ・リーグTV

 5月19日、平和リース球場にて行われた福岡ソフトバンク対北海道日本ハムの第8回戦は、4対2で福岡ソフトバンクが勝利し、鹿児島での連勝を「9」に伸ばした。前日に続き、雨天の中で試合が行われたが、5回終了後、コールドが告げられた。

 昨日に引き続き雨が降りしきる中、試合は初回から動いた。福岡ソフトバンクは1回裏、北海道日本ハム先発の左腕・上原健太投手から1死1塁とすると、グラシアル選手の「打った瞬間センターフライと思って走ってました」と振り返るほどの詰まった当たりが、意外に伸びてスタンドに。「あそこまで飛ぶとは思ってなかったし、入ってくれて良かったよ。風のおかげですね」と語る3番の第7号2ランで、2点の先制に成功した。

 雨脚が強くなり、福岡ソフトバンクが早めに点差を広げる。3回裏、先制につながるヒットを放った左キラーの1番・川島慶三選手が「試合を観戦している鹿児島の友達のために、精一杯振り抜いた一打でした」と振り返る今季第1号ソロ。リードは3点に広がった。

 4回表、北海道日本ハムが反撃に出る。雨に苦しむ福岡ソフトバンク先発・ミランダ投手から、6番・渡邉諒選手のヒットと2四球で1死満塁とすると、9番・中島卓也選手の打球はショートへの内野安打に。さらにこれが悪送球を誘い、2者が生還。1点差に迫った。

 福岡ソフトバンクは1点差にされ、嫌な雰囲気となったが、直後の4回裏に突き放す。先頭の4番・デスパイネ選手が追い込まれながらストレートをセンター方向へ運ぶ第11号ソロ。主砲の一発で4対2とし、2点差をつけた。

 福岡ソフトバンクリードで迎えた5回は両チームが無得点で終えたが、止まない雨によりグラウンドコンディションが悪くなり、試合は中断。30分ほど経ったところで、降雨によるコールドゲームが告げられ、試合終了。福岡ソフトバンク対北海道日本ハムの第8回戦は、ホームランのみで得点を挙げた福岡ソフトバンクが、4対2で勝利した。

文・丹羽海凪

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