1日の斗山ベアーズ戦に先発も…開幕ローテ争いは1歩後退か
福岡ソフトバンクの石川柊太投手が、開幕ローテ入りへ課題を残す投球となった。1日、宮崎・アイビースタジアムで行われた「球春みやざきベースボールゲームズ」の斗山ベアーズ戦に先発。初回に2本の二塁打で失点し、3回2安打1失点の内容に「バランスが良くなかった。感覚的にいいボールと悪いボールがハッキリしていた」と降板後は反省が口をついた。
初回にいきなり先頭打者に右翼線への二塁打を許すと、1死から相手の3番打者に適時二塁打を浴びて失点。2回、3回は2イニングス連続で3者凡退に切って取ったものの、ピリッとしなかった。登板間にはベンチで工藤公康監督から声をかけられ「力が抜けているところがどこかあるか、と聞かれました。全部力が入っているように見えたんでしょうね」と語っていた。
先発ローテの6枚目を争う立場にいる石川投手。「軸で投げられていない。力んでしまって、軸がズレてしまっている分、変化球が抜けたり、下にいったりした」と、この日のフォームを分析する。6枠目を競争する中田賢一投手は前日の楽天戦で3回パーフェクトに封じるなど好投を続けており、石川投手は1歩後れを取っていると言えそうだ。
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