連勝か、連敗ストップか。今井達也と杉浦稔大、期待の両右腕が先発

パ・リーグ インサイト 成田康史

2019.5.11(土) 09:30

北海道日本ハムファイターズ・杉浦稔大投手(C)パーソル パ・リーグTV
北海道日本ハムファイターズ・杉浦稔大投手(C)パーソル パ・リーグTV

 5月11日、札幌ドームで行われる北海道日本ハムと埼玉西武の3連戦第2戦。10日の試合では、渡邉諒選手の逆転弾が飛び出した北海道日本ハムが勝利。救援陣の好投も光り、3連戦の初戦をものにした。連勝で北海道日本ハムが勝ち越しを決めるか、埼玉西武が今カードの成績をタイに持ち込むか。この一戦の見どころを紹介していく。

【今季対戦成績】
北海道日本ハム→4勝3敗、埼玉西武→3勝4敗

【北海道日本ハム】杉浦稔大投手 1試合0勝0敗 5回 9奪三振、防御率0.00
【埼玉西武】今井達也投手 6試合4勝2敗 39回 26奪三振、防御率3.92

 北海道日本ハムの先発は、4月23日の楽天戦以来の登板となる杉浦稔大投手。その際は楽天の攻撃を5回まで完璧に封じ、9個の三振を奪う快投を披露した。昨年の対戦時には5回無失点と埼玉西武を抑えており、今季初勝利に向けて好投に期待がかかる。

 対する埼玉西武の先発は今井達也投手。5月5日の楽天戦では自身初、そして令和初の完封勝利を飾って球史に名を刻んだ。北海道日本ハムを相手には、プロ初対戦となった4月6日の試合で7回3失点(自責点1)と好投しており、チームの連敗ストップに向けて、右腕にかかる期待は大きい。

 北海道日本ハム打線の注目は中田翔選手だ。10日の試合でも、4回裏に同点とする8号ソロを放つなど、埼玉西武戦では3割をゆうに超える打率を残している。対戦カード別でも最多の3本塁打を記録している相手に対し、この一戦でも打棒を見せつけるか。

 一方の埼玉西武打線では、外崎修汰選手に注目したい。5月に入ってからは28打数3安打、打率.107と不振にあえぐ外崎選手だが、今季北海道日本ハムを相手には3割に迫る成績を残している。好相性のカードで不調を脱却し、チームを上昇気流に乗せる活躍に期待したい。

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パ・リーグ インサイト 成田康史

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