野手の思いを代弁「楽な展開で投げられるようにしないと」
■オリックス 2-1 北海道日本ハム(10日・札幌ドーム)
北海道日本ハムの近藤健介外野手が9日、本拠地でのオリックス戦で適時打を放った。
オリックスの先発・山本の前に打線が5回まで2安打と沈黙する中、意地を見せた。2点を追う6回2死から絶好調の2番・大田泰示外野手が左中間二塁打で出塁すると、カウント0-2と追い込まれながら外角球を左中間に弾き返す適時二塁打。反撃ムードをつくった3番打者は「(山本は全体的に)いいボールだったと思います。甘いボールを打てました」と振り返った。
1-0の薄氷勝利を手にした前日から一転、1-2の惜敗に、もどかしい思いを抱える。「頑張っているピッチャーに申し訳ない。楽な展開で投げられるようにしないと。明日、切り替えてやります」と野手の思いを代弁した。
(石川加奈子 / Kanako Ishikawa)
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