5月9日、札幌ドームで行われた北海道日本ハムとオリックスの第8回戦は、2対1でオリックスが接戦を制した。オリックスは先発した山本由伸投手が7回1失点で約1か月ぶりの勝ち星でチームの連敗を4で止めた。
試合が動いたのは3回表、オリックスの攻撃。2死2塁の場面で大城滉二選手が北海道日本ハムの先発・加藤貴之投手の直球を捉えると、打球はレフトスタンドへ一直線。このホームランで8試合連続安打となる絶好調男の一発で2点を先制した。大城選手は「内寄りに入ってきたストレートを上手く振り抜くことができました。なんとか先制点を取ることができてよかったです」とコメントした。
反撃したい北海道日本ハムは6回裏、ここまで2安打に抑え込まれているオリックスの先発・山本由伸投手から大田泰示選手が二塁打を放つと、続く近藤選手が外角の変化球を捉え2者連続の二塁打で1点を返し、2対1とする。
山本投手は7回を投げて6奪三振1失点の好投し、勝ち投手の権利を得て降板。8回からは2番手・澤田圭佑投手が上がり、1イニングを無失点。9回は増井投手が締め、試合終了。
北海道日本ハムとオリックスの試合は序盤のリードを守り切ったオリックスが2対1で勝利。先発した山本投手は7回1失点の好投で4月11日以来の勝ち星で今季2勝目。北海道日本ハムは5安打1得点と打線がつながらなかった。
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