5月9日、札幌ドームで北海道日本ハムとオリックスの第8回戦が行われる。8日の試合では北海道日本ハムが投手戦を制し、オリックスは先発を見殺しにする完封負けを喫した。両チーム3安打ずつと元気のなかった打線は爆発するのか、見どころを紹介していく。
【今季対戦成績】
北海道日本ハム→4勝2敗1分、オリックス→2勝4敗1分
【北海道日本ハム】加藤貴之投手 8試合1勝2敗 18.2回 12奪三振、防御率4.34
【オリックス】山本由伸投手 5試合1勝1敗 39回 31奪三振、防御率1.38
北海道日本ハムの先発予定は加藤貴之投手だ。4月11日の福岡ソフトバンク戦に先発し黒星がついてから中継ぎ登板が続いていたが、5月3日の埼玉西武戦で先発復帰。5回1失点で見事今季初白星をつかんだ。今日はローテーションを守り抜くために大事な試合となりそうだ。
オリックスは山本由伸投手が先発予定。今季はここまで5試合に先発し、クオリティ・スタートを4度記録。防御率1.38と抜群の安定感を見せている。しかし打線の援護なく、勝ち星に恵まれていない。約1カ月ぶりの白星を挙げ、チームの連敗を止められるか。
打線の注目は、北海道日本ハム・中田翔選手と、オリックス・福田周平選手だ。中田選手は4月18日のオリックス戦で山本由伸投手から適時打を放ち、今季唯一の黒星を付けている。若き好投手を再び打ち崩し、首位・福岡ソフトバンクに迫れるか。一方福田選手は、今季左投手に対して14安打、打率.400と強さを見せている。キャプテンとして、無援護に泣く投手陣を救いたい。
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