有原航平に唯一自責点をつけた千葉ロッテ。パ・リーグ最強右腕攻略なるか

パ・リーグ インサイト

2019.5.6(月) 09:30

北海道日本ハムファイターズ・田中賢介選手(C)パーソル パ・リーグTV
北海道日本ハムファイターズ・田中賢介選手(C)パーソル パ・リーグTV

 5月6日14時から、千葉ロッテと北海道日本ハムのカード最終戦がZOZOマリンスタジアムで行われる。4日の初戦は千葉ロッテが逆転勝ちし、5日の2戦目は北海道日本ハムが手堅く完勝した。カード勝ち越しを決めるのは、負ければ再び最下位が見えてくる千葉ロッテか、Bクラス転落もあり得る北海道日本ハムか。見どころを挙げていこう。

【今季対戦成績】
千葉ロッテ→2勝5敗、北海道日本ハム→5勝2敗

【千葉ロッテ】種市篤暉投手 9試合1勝0敗 18回 15奪三振、防御率2.00
【北海道日本ハム】有原航平投手 5試合4勝0敗 35回 35奪三振、防御率0.51

 千葉ロッテの先発は種市投手だ。今季開幕から8試合は中継ぎとして役割を果たしたが、パ「平成」最後の試合となった4月29日の楽天戦で先発し、念願のプロ初勝利を手にした。「令和」初登板で、元号をまたいでの連勝は叶うだろうか。対する北海道日本ハムの先発は、防御率0点台を誇る有原投手。覚醒の5年目、無傷でパ単独トップの5勝目を目指す。

 種市投手を援護する千葉ロッテ打線で注目したいのは、鈴木大地選手だ。実は有原投手に今季自責点をつけたのは千葉ロッテのみ。そして鈴木選手は4月14日に、有原投手に初自責点を与えるホームランを放っている。対北海道日本ハム打率.391のチームリーダーが、現在のパ最強右腕を攻略することを期待したい。

 一方、北海道日本ハム打線では、田中賢介選手に注目だ。今季限りの現役引退を表明しているが、5月3日から3試合連続安打をマークし、打率を3割ちょうどに乗せた。右投手相手には打率.320を誇るだけに、まだまだ元気なそのバットでチームのAクラスを死守する。

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