4月28日、札幌ドームで北海道日本ハムと福岡ソフトバンクの第5回戦が行われる。昨日の試合では、千賀滉大投手の快投で福岡ソフトバンクが勝利し、0.5ゲーム差の首位に立った。北海道日本ハムは本拠地で上位チームとの差を縮められるか？　見どころを見ていこう。

【今季対戦成績】
北海道日本ハム→1勝2敗1分、福岡ソフトバンク→2勝1敗1分

【北海道日本ハム】有原航平投手 4試合3勝0敗 28回 31奪三振、防御率0.64
【福岡ソフトバンク】ミランダ投手 3試合1勝1敗 14.2回 9奪三振、防御率6.75

　北海道日本ハムの先発は今季無敗、防御率0点台の有原投手だ。福岡ソフトバンク戦は今季初登板。前日チームは打線沈黙で敗れているだけに、野手を乗せられる快投が期待される。対する福岡ソフトバンクは、ミランダ投手を先発マウンドに送る。昨季ほどの安定感は感じられないが、北海道日本ハムは得意な相手。自身の活躍で首位の座を守りたい。

　打線では、福岡ソフトバンク・松田宣浩選手と、北海道日本ハム・中田翔選手に注目だ。怪我人の続出で打線がつながりにくいチームの中で、好調の松田宣選手は昨日2安打2打点と気を吐いている。引き続き、4番の仕事を果たす。中田選手は昨日の試合、チーム唯一の得点を挙げる4号ソロを放った。再び意地を見せて、有原投手を援護したい。