千賀滉大、4試合連続2桁奪三振。投打が噛み合い福岡ソフトバンクが快勝

パ・リーグ インサイト

2019.4.27(土) 17:20

福岡ソフトバンクホークス・千賀滉大投手(C)パーソル パ・リーグTV
福岡ソフトバンクホークス・千賀滉大投手(C)パーソル パ・リーグTV

 4月27日、札幌ドームで行われた北海道日本ハムと福岡ソフトバンクの今季4回戦は、5対1で福岡ソフトバンクの勝利。先発・千賀投手の好投と試合序盤の集中打で主導権を握った福岡ソフトバンクが逃げ切り勝ちを収めた。

 北海道日本ハム・上原健太投手、福岡ソフトバンク・千賀滉大投手の先発で始まった試合は、初回から動きを見せる。1回表、川島慶三選手が初球を左前へ運ぶと、2死3塁から4番・松田宣浩選手がきっちり先制適時打を放ち、福岡ソフトバンクが幸先よく先制に成功する。

 2回表には、内川聖一選手、上林誠知選手の安打で2死1,3塁とすると、続く川島選手の2打席連続安打が適時打となる。さらに牧原大成選手が11球粘って、適時内野安打。試合序盤から打線がつながり、福岡ソフトバンクが3対0とリードを広げた。

 なおも3回表。デスパイネ選手に「打った瞬間入ると思った」という特大の3号ソロが飛び出し、上原投手をノックアウト。4点を追うことになった北海道日本ハムは、玉井大翔投手をマウンドに送るも、千賀投手を攻略できず。試合中盤は両チームともスコアボードに0を刻んだ。

 もう一度試合を動かしたのは福岡ソフトバンクだった。7回表、北海道日本ハムの3番手・バーベイト投手から、牧原選手が巧みなセーフティバントで出塁し、代走の三森大貴選手が盗塁を決めると、続く松田宣選手の適時打で1点を追加。その裏、北海道日本ハムは中田翔選手が意地の4号ソロを放つも、それ以上の反撃は叶わず。

 福岡ソフトバンク4点リードで迎えた9回裏は、泉圭輔投手が3人で締めて試合終了。北海道日本ハムと福岡ソフトバンクの今季第4回戦は、5対1で福岡ソフトバンクが勝利した。先発の千賀滉大投手は「野手の皆さんが先制点を取ってくれたので、余裕をもって投げることが出来ました。拓也のリードと、野手の皆さんのおかげです」と振り返る7回11奪三振、無失点の快投で、北海道日本ハム打線を寄せ付けなかった。

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