ファームで結果を残して再び昇格 15-5の9回登板、味方の好守備に感謝
■北海道日本ハム 15-5 楽天(24日・札幌ドーム)
北海道日本ハムの斎藤佑樹投手が24日、本拠地楽天戦で10点リードの9回に登板、三者凡退に抑えた。
「四球を出して間延びするのも嫌だったので、ヒットを打たれてもストライクを取っていこうと思いました」とテンポ良くストライクゾーンに投げ込んでいく。
先頭の浅村が放った右翼への大きな当たりは、背走した大田がジャンプしてフェンスに激突しながら好捕。続く島内の右中間への大飛球も西川が快足を飛ばして追いついた。最後は代打の村林を二ゴロに打ち取り、打者3人をわずか10球で料理した。斎藤は「2人に助けられました。(捕ってくれると)信じていました」と大田と西川に感謝した。
開幕1軍入りした今季は、3月29日のオリックスとの開幕戦に3番手で登板し、4月4日の東北楽天戦ではショートスターターを務めて2回途中3失点で黒星を喫した。翌日に1軍選手登録を抹消された後、イースタン・リーグでは3試合6回無失点と結果を残して20日に再び1軍昇格していた。
(石川加奈子 / Kanako Ishikawa)
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