守護神が打たれ敗戦の鷹。俊足コンビ擁する打線で大竹耕太郎を援護できるか

パ・リーグ インサイト

2019.4.25(木) 09:32

福岡ソフトバンクホークス・大竹耕太郎投手(C)パーソル パ・リーグTV
福岡ソフトバンクホークス・大竹耕太郎投手(C)パーソル パ・リーグTV

 4月25日、ヤフオクドームにて行われる福岡ソフトバンク対オリックスの第6回戦。24日の試合ではオリックスが福岡ソフトバンクの守護神・森唯斗投手から勝ち越し点をもぎ取り、連敗ストップした。カード勝ち越しを懸けた一戦となる25日の見どころを紹介していく。

【今季対戦成績】
福岡ソフトバンク→3勝1敗1分、オリックス→1勝3敗1分

【福岡ソフトバンク】大竹耕太郎投手 3試合0勝1敗 22回 14奪三振、防御率1.23
【オリックス】山本由伸投手 3試合1勝1敗 23回 18奪三振、防御率1.96

 福岡ソフトバンクの先発は大竹耕太郎投手。昨季途中、育成から支配下登録となり、今季は開幕ローテーション入りを果たした左腕は、ここまで3試合で計22回3失点の好投も、援護に恵まれず勝ち星はなし。これまで通り辛抱強く投げ続け、味方の援護を待ちたい。

 福岡ソフトバンク打線からは俊足コンビ・牧原大成選手と周東佑京選手に注目だ。外野手が次々と離脱した影響で、内野手登録ながら外野手をこなす2人はその足の速さでも知られている。内野に転がせば内野安打はもちろん、相手のミスを誘うこともある。強打者の離脱が相次ぐ中、俊足を生かした攻撃で故障者の穴を埋める。

 オリックスの先発は山本由伸投手。今季初登板となる4月3日の福岡ソフトバンク戦では9回を投げ1安打無失点の圧巻の投球を見せ、白星はならずも強烈な印象を植え付けた。前回登板は北海道日本ハムに6回4失点で負け投手に。良い印象の相手に自分の投球ができるか。

 オリックス打線は福田周平選手に注目したい。これまで全試合スタメン出場のキャプテンは、良い開幕スタートを切るも、ここ数試合は下降気味。ただ4月3日に初対戦となった大竹投手からは3打数3安打を放っている。これをきっかけに開幕直後の良いイメージを取り戻したい。

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