4月24日、ヤフオクドームで行われる福岡ソフトバンクとオリックスの第5回戦。東京ドームにて開催された22日の試合は、福岡ソフトバンクが終盤に得点を重ね、3対1で勝利を飾った。これまで3勝1分とオリックスに負けなしの鷹が連勝を飾るか、それともオリックスが一矢報いるのか。見どころを紹介する。
【今季対戦成績】
福岡ソフトバンク→3勝0敗1分、オリックス→0勝3敗1分
【福岡ソフトバンク】武田翔太投手 3試合2勝1敗 17.1回 12奪三振、防御率3.12
【オリックス】榊原翼投手 3試合1勝1敗 16.2回 11奪三振、防御率2.70
福岡ソフトバンクの先発は武田投手。前回登板した18日の千葉ロッテ戦では、4四死球と制球に苦しみ、3回5失点の内容で今季初黒星を喫した。4日の対戦で8回途中無失点と好投したオリックス相手に、再びの快投を披露したい。
打線では内川聖一選手に焦点を当てたい。下位打順も経験するなど苦しい期間が続いていたが、22日の試合では7回裏に決勝の2号ソロを放ち、チームを勝利に導くと、ヒーローインタビューでは涙をうかべながら自らの心境を語った。1日空けて迎える今日の試合では、どのようなプレーでチームを鼓舞するか。19年目のシーズンを迎えたベテランに大きな注目が集まる。
対するオリックスの先発は榊原翼投手だ。前回登板では6回1失点の投球でプロ初勝利をつかんだ。これまで登板した3試合のうち、2試合でQS達成と、安定感抜群の投球を見せている榊原投手。今日の登板でも期待がかかる。
打線では吉田正尚選手に注目したい。22日の試合では、打線が福岡ソフトバンク投手陣を捉えられずに苦しむ中、2安打1四球と打線を引っ張る姿を見せた。開幕から不振に陥っていたが、11日に放った1号ソロを皮切りに、打率.289、5本塁打と一気に状態を上げてきたオリックスの主砲に期待せずにはいられない。
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