プロ初スタメンの周東佑京、三森大貴が躍動。鷹打線が爆発し獅子に勝ち越し

パ・リーグ インサイト

2019.4.21(日) 16:44

福岡ソフトバンクホークス・周東佑京選手(C)パーソル パ・リーグTV
福岡ソフトバンクホークス・周東佑京選手(C)パーソル パ・リーグTV

 4月21日、メットライフドームで行われた埼玉西武と福岡ソフトバンクの第6回戦は、打線が爆発した福岡ソフトバンクが16対5で快勝。先発した高橋礼投手は無傷の4勝目を手にした。

 埼玉西武・高橋光成投手、福岡ソフトバンク・高橋礼投手の先発で始まった試合、先制したのは福岡ソフトバンクだった。3回表、8番・甲斐拓也選手が「しっかり芯で捉えられ、打った瞬間入ると思いました」と自賛する2号ソロで1点を挙げると、4回表には甲斐選手、プロ初スタメンの三森大貴選手、牧原大成選手に連続タイムリーが生まれ5点を追加し、高橋光投手をマウンドから引きずり下ろした。

 続く5回表の攻撃では、プロ初スタメンの周東佑京選手が「真芯で打つことができました。練習でもあんな打球を打った記憶がないので、自分でもビックリですが、素直に嬉しいです」とプロ初安打初本塁打となる1号3ランを放つなどして、この回も5点を追加。2イニング連続の大量得点で11対0と埼玉西武を突き放した。

 大差を付けられた埼玉西武は5回裏、山川穂高選手の押し出し四球などで2点を返すと、6回裏には6番・外崎修汰選手の3号ソロ、1番・金子侑司選手のタイムリー、7回裏にも山野辺翔選手の押出死球で点差を詰めるも反撃は及ばず。

 7回表にも1点を追加した福岡ソフトバンクは、8回裏を甲斐野央投手が抑えると、9回表に今宮健太選手のタイムリー、松田宣浩選手の5号2ラン、美間優槻選手のプロ初本塁打で4点を追加。9回裏は川原弘之投手が走者を出しながらも無失点で締め、試合終了。

 埼玉西武と福岡ソフトバンクの第6回戦は16対5で福岡ソフトバンクが勝利。先発した高橋礼投手は、「今日は、ボールをコントロールすることができませんでした」と制球に苦しみながらも5回を2失点にまとめ、自身4連勝。打線ではプロ初スタメンの周東選手、三森選手、美間選手ら若鷹の活躍もあり、大量得点を挙げた。

 敗れた埼玉西武は高橋光投手が「カウントを悪くして、甘いボールを打たれてしまった。自分自身の気持ちのコントロールができませんでした」と4回6失点。打線が中盤から5点を返したが、序盤の失点が重くのしかかった。

記事提供:

パ・リーグ インサイト

この記事をシェア

  • X
  • Facebook
  • LINE