カード勝ち越しが懸かる埼玉西武vs福岡ソフトバンク。遊撃手がカギを握る?

パ・リーグ インサイト

2019.4.21(日) 09:31

埼玉西武ライオンズ・源田壮亮選手(C)パーソル パ・リーグTV
埼玉西武ライオンズ・源田壮亮選手(C)パーソル パ・リーグTV

 4月21日、メットライフドームで行われる埼玉西武と福岡ソフトバンクの3連戦最終戦。20日の試合では2回裏に一挙5得点で逆転した埼玉西武が勝利し、連敗を3で止めた。1勝1敗で迎えるカード3戦目。勝ち越しの懸かる両チームの見どころを紹介していく。

【今季対戦成績】
埼玉西武→1勝4敗、福岡ソフトバンク→4勝1敗

【埼玉西武】高橋光成投手 3試合2勝1敗 21回 14奪三振、防御率3.43
【福岡ソフトバンク】高橋礼投手 3試合3勝0敗 20回 10奪三振、防御率0.90

 埼玉西武の先発は高橋光成投手。前回登板のオリックス戦では6回3失点と先発の役割を果たし、今季2勝目を手にしている。開幕3戦目の登板では、福岡ソフトバンクを相手に2本塁打を浴びて敗戦投手となっただけに、雪辱を果たしたいところだ。

 対する福岡ソフトバンクは高橋礼投手が先発。開幕から3連勝中と波に乗る右腕は、3度の登板でいずれも6回以上を投げ1失点以内と抜群の安定感を誇っている。埼玉西武相手には開幕3戦目で6回を投げソロ本塁打の1点のみに抑えており、この試合でも好投に期待がかかる。

 埼玉西武打線の注目は源田壮亮選手だ。19日の試合で4戦ぶりの先発出場を果たすと、3打席目に4月10日以来の安打を記録。続く20日の試合でも2安打を放っており、死球による欠場から明けて状態は確実に上向いている。強力打線に欠かせないキーマンとして、この試合でも結果を残していきたい。

 一方の福岡ソフトバンク打線からは、今宮健太選手を注目選手に挙げたい。20日の試合では先制の6号ソロに加えて8回表には適時二塁打を放つ活躍で、自身初となる3番での起用に応えた。18打数9安打、打率.500と今季得意にしている埼玉西武を相手に、チームを勝利に導く一打は飛び出すか。

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