4月19日、メットライフドームで行われた埼玉西武と福岡ソフトバンクの第4回戦は、2対0で福岡ソフトバンクが勝利。打線は11安打2得点とつながらなかったが、千賀滉大投手が8回無失点とエースの貫禄を見せ、守護神・森唯斗投手との完封リレーで連敗を止めた。
試合が動いたのは3回表。福岡ソフトバンクは四球や2番・釜元豪選手の中前打などで2死1,3塁の好機を得ると、今宮選手、松田選手が埼玉西武の先発・多和田投手から連続適時打を放ち、2対0と先制する。
先制打を放った今宮選手は「打ったのはストレートです。今日は負けられないので、何が何でもという気持ちでした。とにかく先制出来て良かったです」と振り返った。
その後は福岡ソフトバンクリードのまま、両投手の粘りが続く。埼玉西武の多和田投手は7回途中まで投げて10安打を浴びながらも、2失点にしのいで降板。「(失点した)3回、2アウトから四球を出してしまい、点をとられてしまったのがもったいなかったです」と自身の投球を語った。
一方、援護点を貰った福岡ソフトバンクの先発・千賀投手は、強力な埼玉西武打線を5回までノーヒットに抑える完璧な投球を披露。6回に金子侑選手に安打を許したものの、後続をしっかり抑え、8回2安打11奪三振、無失点でマウンドを降りた。
2点を追う埼玉西武は9回裏、福岡ソフトバンクの守護神・森唯斗投手から敵失や四球などで1死1,2塁とチャンスを作るも、あと1本が出ず、試合終了。
埼玉西武と福岡ソフトバンクの第4回戦は、2対0で福岡ソフトバンクが勝利した。先発の千賀投手が8回2安打11奪三振、無失点と完璧な投球で今季初勝利を挙げるとともに、チームの連敗を3で止めた。敗れた埼玉西武は先発・多和田投手が粘ったものの、打線がわずか2安打無得点と沈黙した。
千賀滉大が8回11奪三振の快投で今季初白星。福岡ソフトバンク連敗ストップ
パ・リーグ インサイト
2019.4.19(金) 21:30
