4月19日、メットライフドームで埼玉西武対福岡ソフトバンクの公式戦4回戦が行われる。今季、埼玉西武は福岡ソフトバンクに対して勝ち星を取れていない。昨季のペナントレース王者は満身創痍の福岡ソフトバンク相手にどう戦うのか。見どころを紹介していく。
【今季対戦成績】
埼玉西武→0勝3敗、福岡ソフトバンク→3勝0敗
【埼玉西武】多和田真三郎投手 3試合1勝1敗 20回 13奪三振、防御率3.15
【福岡ソフトバンク】千賀滉大投手 3試合0勝0敗 22回 32奪三振、防御率2.05
埼玉西武の先発は多和田真三郎投手。チームのエースとなった多和田投手は今季、開幕から2試合連続で失点がかさみ苦しんだが、前回登板のオリックス戦では完封勝利を飾った。開幕戦では埼玉西武相手に5回4失点と捕まり、さらに昨季の対福岡ソフトバンク戦では防御率10点台と打ち込まれた。開幕戦の雪辱を果たしたいこの試合では苦手意識を払拭する投球が期待される。
一方の福岡ソフトバンク先発は千賀滉大投手。千賀投手は今季、奪三振率で圧倒的な成績を残している。しかしこのようなピッチングを見せているものの3試合を投げて0勝0敗と白星がついていない。19日の試合もこの調子で埼玉西武打線を抑え込み、今季初勝利を手にしたい。
埼玉西武打線では、森友哉選手に注目。森選手はリーグトップの打率.370を誇る。さらに打点ランキングでも打点17でリーグトップタイと、勝負強さも発揮している。この試合でもチャンスで試合を決める一打に期待したい。
福岡ソフトバンク打線では釜元豪選手に注目。18日の試合では松田選手とともにマルチ安打を放ち、気を吐いた。怪我による離脱や不調が相次ぐ福岡ソフトバンクの外野陣の救世主となれるのかどうか、注目せずにはいられない。
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