4月13日、札幌ドームで北海道日本ハム対千葉ロッテの公式戦2回戦が行われた。試合は北海道日本ハムが3対0で勝利し、バーベイト投手が来日初勝利を挙げた。また、北海道日本ハムの宮西尚生投手は前人未到の通算300ホールドを達成した。
北海道日本ハム先発は今季初先発となるバーベイト投手。1回表に千葉ロッテ打線を3人で抑えると、その裏、千葉ロッテ先発・ボルシンガー投手も北海道日本ハム打線を3人で片付け、両先発投手ともに完璧な立ち上がりを見せる。
3回裏、北海道日本ハム打線の先頭は今季初スタメンをつかんだムードメーカー・杉谷拳士選手。杉谷選手が昨季11連勝したボルシンガー投手からチーム初安打を放つと、後続が続き、2死2,3塁の好機を演出する。すると最近の試合で復調の気配を見せる2番・大田泰示選手が2点適時打を放ち、先制に成功する。さらに北海道日本ハム打線は6回裏、千葉ロッテ先発・ボルシンガー投手に代わったチェン投手から1点を取り、試合の主導権を握る。
一方の千葉ロッテ打線は立ちはだかる北海道日本ハム投手陣をなかなか打ち崩せない。度々走者を出すものの、後続が倒れ無得点の回が続く。結局この試合では3つの併殺を記録し、北海道日本ハムの投手陣の前に9回まで無得点と沈黙し、3対0でゲームセット。試合は北海道日本ハムが勝利した。
北海道日本ハムはバーベイト投手が来日初勝利。投手陣は完璧な継投を見せ、千葉ロッテ打線を完封した。また、宮西投手が通算300ホールド目を挙げたほか、打線では今季初スタメンの杉谷選手がマルチ安打を放った。敗れた千葉ロッテは投手陣が試合を作るものの打線が沈黙。カード負け越しが決定し、3連敗を喫した。
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