埼玉西武はオリックスに好相性・多和田真三郎投手が先発。今季初勝利なるか

パ・リーグ インサイト

2019.4.12(金) 09:31

埼玉西武ライオンズ・多和田真三郎投手(C)パーソル パ・リーグTV
埼玉西武ライオンズ・多和田真三郎投手(C)パーソル パ・リーグTV

 4月12日、メットライフドームにて行われる埼玉西武とオリックスの第1回戦。11日、投手戦を制したオリックスと2連敗中の埼玉西武との3連戦。初戦を取るのはどちらのチームになるのか。見どころを紹介していく。

【昨季対戦成績】
埼玉西武→14勝9敗2分、オリックス→9勝14敗2分

【埼玉西武】多和田真三郎投手 2試合0勝1敗 11回 7奪三振、防御率5.73
【オリックス】山岡泰輔投手 2試合1勝0敗 16回 12奪三振、防御率1.69

 埼玉西武の先発は多和田真三郎投手。昨季最多勝を獲得し、開幕投手も務めた多和田投手だが、今季は未勝利と苦しんでいる。オリックスとは昨季7度の対戦で2完封を含む6勝負けなしと好相性。得意な相手に対し昨年のような投球を取り戻し、本拠地ファンの声援も力に、エースとして今季初勝利を挙げたい。

 埼玉西武の野手陣では源田壮亮選手に注目したい。前カードの楽天戦では2試合連続でマルチヒットを放ち、好調さをうかがわせた。今季も開幕からフルイニングを継続しながら好守備でファンを魅了しているが、打撃からも目が離せない。

 対するオリックスの先発は山岡泰輔投手。開幕から2試合、いずれも8回までを投げ抜き、先発の柱としての役割をこなしている。前回登板では好調の楽天を8回3安打無失点に抑え、今季初勝利を手にした。12日の試合でも安定した投球で長いイニングを投げ、延長続きのリリーフ陣の負担を減らしたい。

 オリックス打線は吉田正尚選手に注目だ。ここまで打率は.167と低迷。チームの総得点も28と、得点力の弱さが課題となっている。苦しむ吉田正選手だが、11日の試合でついに今季第1号となるソロアーチを放った。これをきっかけに調子を上げ、苦しむチームを救いたい。

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