「イメージを超えました」鷹・上林が見せた圧巻レーザービームが凄すぎる

Full-Count 藤浦一都

2019.4.11(木) 10:09

福岡ソフトバンク・上林誠知※写真提供:Full-Count(写真:藤浦一都)
福岡ソフトバンク・上林誠知※写真提供:Full-Count(写真:藤浦一都)

10日の北海道日本ハム戦、延長11回に勝ち越しを阻止する超美技が飛び出す

■北海道日本ハム 3-2 福岡ソフトバンク(10日・ヤフオクドーム)

 福岡ソフトバンクの上林誠知外野手が、圧巻のレーザービームを発動させた。10日、本拠地ヤフオクドームでの北海道日本ハム戦。延長11回無死一、三塁の場面で、勝ち越しの犠飛を阻止するスーパープレーを披露した。

 この回、加治屋が先頭の西川に四球を与え、大田の打球は三塁への内野安打に。さらに松田の悪送球も絡み、無死一、三塁のピンチとなった。続く近藤の打球は上林への飛球に。これを捕ると、ステップを踏み、思い切り右腕を振った。

「ラインだけは外さないようにと思って投げました」。ボールはノーバウンドで捕手の甲斐のミットへ。甲斐も回り込む西川に何とかタッチし、勝ち越しの生還を阻止した。ビックプレーの後、右腕を突き出してガッツポーズを決めていた上林は「準備はしていたので。イメージを超えました。一発で握れなかったので。ノーバンはたまたまです」と振り返った。

 ただ、その直後に、松田遼が右前安打を許し、これが決勝打に。この打球も処理していた上林は「欲を言えば、次のも刺したかった」とポツリ。その裏、2死一、二塁の場面での打席では見逃し三振に倒れて、この日最後の打者となった。「そういう流れでくると大抵は打つと思うんですけどね…」と悔しがり「バッティングが悪いだけじゃなく、守備もダメなら出ている意味もない。なんでアイツが出てるんだと思われないようにしないと」と語っていた。

(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)

記事提供:Full-Count

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