ホークス大竹、今季初勝利ならずも課題のスライダーに手応え「自分でも評価できる」

Full-Count 藤浦一都

2019.4.10(水) 23:12

福岡ソフトバンク・大竹耕太郎※写真提供:Full-Count(写真:藤浦一都)
福岡ソフトバンク・大竹耕太郎※写真提供:Full-Count(写真:藤浦一都)

北海道日本ハム戦で7回4安打2失点 工藤監督「自分のボールを最大限使っていた」

■北海道日本ハム 3-2 福岡ソフトバンク(10日・ヤフオクドーム)

 福岡ソフトバンクの大竹耕太郎投手が10日の北海道日本ハム戦(ヤフオクドーム)で先発し、7回4安打2失点の好投を見せた。3日の今季初登板に続いてまたも今季初勝利はお預けとなったが、課題として取り組んだスライダーに確かな手応えをつかんだようだ。

 5回まで北海道日本ハム打線を1安打に抑える投球を見せていたが、6回1死一塁から大田に「失投です」という甘い変化球を捉えられて先制の左越え2ランを被弾。その裏に今宮の2ランで同点にしてもらうと、7回まで103球、5奪三振1四球、4安打2失点に抑えた。大竹は「前回の登板であまり手応えのなかったスライダーを、1週間しっかり取り組んできて、今日の試合で自信を持って投げることができたことは自分でも評価できると思います」と振り返った。

 工藤公康監督も「いいピッチングをしてくれました。7回までしっかり投げてくれましたしね。自分のボールを最大限使っていたし、クイックもやりながらバッターのタイミングをずらすこともやっていた。良かったと思います」と評価した。

 3日のオリックス戦(京セラドーム)から14イニングで2失点。その間の打線の援護も2点だけだ。「次の試合では同じミスをしないように頑張ります」という大竹に、今度こそ早めの援護を期待したい。

(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)

記事提供:Full-Count

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