9回に角中同点2ラン&10回鈴木サヨナラ打 救援陣は無失点リレー
■千葉ロッテ 5-4 オリックス(9日・ZOZOマリン)
千葉ロッテは9日、オリックス戦(ZOZOマリン)で5-4で延長10回サヨナラ勝ち。本拠地2勝目をあげ、最下位を脱出した。
土壇場の9回。無死一塁から新4番・角中がバックスクリーンへ同点3号2ランを放った。井口監督は「今、井上の調子が落ちている中で4番を任せているが、しっかりと仕事をしてくれてありがたかった」と語った。延長10回1死満塁からは鈴木がサヨナラ打を放った。指揮官は「井上がこういう状況でしっかりカバーしてくれている。いいところで打ってくれた」と称賛。不調で2軍調整中の井上に代わって、4番と一塁を任される2選手を評価した。
投げては先発の涌井が5回6安打4失点と粘り、2番手以降は無失点リレーを見せた。井口監督は「今年はしっかり投げてくれているので、なんとかこういう展開に持っていってくれれば。先発が5回を4失点でなんとかしのいで、その後も中継ぎがしっかりしのいでくれた」とリリーフ陣を評価することも忘れなかった。
5日の福岡ソフトバンク戦とこの日のオリックス戦のように、中盤以降に得点しチームに勝利を呼び込む試合運びを見せている。井口監督は「打線もしっかりと点を取れていますし、しっかりとひっくり返せる力はつけてきたかな」と、手応えを実感した勝利となった。
(岩国誠 / Makoto Iwakuni)
記事提供: