左半膜様筋腱損傷(左膝裏の肉離れ)で全治3週間
福岡ソフトバンクの工藤公康監督は、7日の試合で左膝を痛めた柳田悠岐外野手について8日付けで登録を抹消することを明らかにした。
開幕からここまでチームを引っ張ってきた主砲が離脱する。7日の千葉ロッテ戦の7回、三盗を決めた後に左膝の違和感を訴え途中交代した柳田は、7日に福岡市内の病院で診察を受けて左半膜様筋腱損傷と診断された。全治まで3週間程度を要することになった。
工藤監督は「今日抹消します」と明言。「痛いですよ。でも、一生懸命やっている中でのケガなので起こり得ること。本人にもまずはしっかり治すようにと伝えました」とした。さらに「場所が場所だけにしっかり治さないと他の所にも影響が出る。シーズンはまだ始まったばかりなのでまずはしっかり治してほしい。誰か1人が柳田くんの代わりをというのは難しい。全員でカバーしていくしかない」と悲痛な表情で語った。
代わって登録する選手については「コーチともしっかり考えて決めますが、(2軍は)遠征中なので入るとしても夜になるでしょう。まずは北海道日本ハムとの3つ、2つは左が先発と聞いているので、右左も踏まえてどうするのかを考えていきます」とした。
(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)
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