鷹サブマリン高橋礼、7回1失点で開幕2連勝「自分のテンポで投げようという気持ちだけ」

Full-Count 藤浦一都

2019.4.7(日) 20:47

福岡ソフトバンク・高橋礼※写真提供:Full-Count(写真:藤浦一都)
福岡ソフトバンク・高橋礼※写真提供:Full-Count(写真:藤浦一都)

5回1死一、二塁のピンチではストライクを取る度に大歓声「雰囲気作ってくれた」

■福岡ソフトバンク 11-1 千葉ロッテ(7日・ヤフオクドーム)

 福岡ソフトバンクの高橋礼投手が7日の千葉ロッテ戦(ヤフオクドーム)に先発し、7回2安打1失点(自責点0)の好投。今季2勝目を挙げた。

 2年目のサブマリンがチームの連敗を止めた。高橋礼は7回を柳田悠岐の失策による1失点だけに抑え、今季2勝目をマークした。「前回とあまり変わらずにいけました。自分のテンポで投げるようという気持ちだけでした。相手の調子の良さを意識せずにいったのがこういう結果につながったと思います」と淡々と振り返った。

 プロ初勝利を挙げた3月31日の埼玉西武戦と違い、この日は初回から味方の援護に恵まれ、3回にはリードを6点に広げてもらった。「変わらないように、と心掛けました。6点もらって早く終わらせたいという気持ちを抑えて、今まで通りのピッチングを心掛けました」。自己最長の7回を投げた。「少しずつイニングは増えてきていますが、(球数114球で)球数の多さは前回(6回101球)と変わらないので、それを減らしていけるように」と反省も忘れなかった。

 勝利投手の権利がかかる5回には「左打者へのインサイドのボールが、身体の開きが早くなって引っかかってしまった」と1死から連続死球。それでも落ち着いて後続を断った。そのピンチではストライクを取る度に満員のスタンドから大きな声援が送られた。「ファンの方が雰囲気を作ってくれて背中を押してくれました」と、熱い応援に感謝した。

(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)

記事提供:Full-Count

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