斎藤佑は東北楽天戦でショートスターターの可能性 指揮官「どういう風に投げきるのかが大切」
■東北楽天 – 北海道日本ハム(4日・東北楽天生命パーク)
北海道日本ハムの栗山英樹監督が4日、東北楽天戦で今季初先発に臨む斎藤佑樹投手について、「キャンプから頑張ってきて、どういう風に投げきるのかが大切。しっかり投げきってくれると思う」と期待を込めた。
シーズン開幕までの最長は3イニングで、今季初先発は先発投手に短いイニングを託す「ショートスターター」として起用される可能性がある。チームは開幕から接戦が続いている。指揮官は「どこまでいくか」と長いイニングの投球を期待した。
3月29日のオリックスとの開幕戦(札幌ドーム)では2点ビハインドの8回から3番手として救援。開幕投手を務めた12年以来の開幕戦登板は1イニングを1安打無失点に抑えて、直後の同点劇を演出。チームの延長10回サヨナラ勝ちに貢献した。「本人はもっと投げたかったと思うけど、いろんなチーム事情がある。必要だから中に入ってもらった。ロングの形で中に入ってもらっているだけで、どこでもいく」と話した。
前日にチームは今季初の2連敗。斎藤には3タテ阻止の期待がかかる。「投手が我慢する試合はできている。勝ちきれないのはこっちの責任。選手たちは自分のできることをやりきるしかない。先に点を取られたらどうしようもない。いけるところは行き切るだけ。明日のことを考えて野球をやっている場合ではない」と必勝を誓った。
(Full-Count編集部)
記事提供: