埼玉西武が本拠地で今シーズン初勝利。好機を逃さず7得点で本領発揮

パ・リーグ インサイト

2019.4.2(火) 21:56

埼玉西武ライオンズ・森友哉選手(C)パーソル パ・リーグTV
埼玉西武ライオンズ・森友哉選手(C)パーソル パ・リーグTV

 4月2日、メットライフドームで行われた埼玉西武と千葉ロッテの第1戦は、7対4で埼玉西武が勝利した。11安打7得点と自慢の打線がしっかりと機能し、先発のニール投手は来日初勝利を飾った。

 試合が動いたのは3回裏。埼玉西武の1番・金子侑司選手が、千葉ロッテの先発・涌井投手から中安打を放ち出塁すると、続く源田選手の適時二塁打で先制する。

 4回裏には、先頭の山川選手が左翼席へ飛び込む3号ソロを放ち、安打や三盗、四球などで2死1,3塁の好機を得ると、9番・木村文紀選手が適時内野安打。なおも攻撃の手を緩めず、5回裏には無死満塁の絶好のチャンスを迎えた埼玉西武。ここで5番・森選手が右翼へ2点適時打を放ち、5対0と千葉ロッテを突き放した。

 反撃したい千葉ロッテは6回表、先頭の加藤翔平選手が埼玉西武の先発・ニール投手から中安打を放つと、死球やダブルスチールなどで無死2,3塁のチャンスを作り、二ゴロの間に1点を返す。なおも1死3塁のチャンスで5番・角中選手が左翼へ適時打を放ち、2対5と迫る。

 しかし、埼玉西武がすぐさま反撃。直後の6回裏、四球や守備の乱れで2死満塁のチャンスを迎えると、5回裏に続きまたも5番・森選手が2点適時打を放ち、7対2と再び差を広げた。

 点差を詰めたい千葉ロッテは7回表、2死3塁の場面で3番・中村奨吾選手が適時打を放ち、1点を返す。8回表には、6番・レアード選手が開幕から4試合連続となる4号ソロを放ち、4対7と再び詰め寄るも、反撃はここまで。

 9回表は、埼玉西武の抑え・マーティン投手がピンチを背負いながらも、しっかりと無失点に抑えて試合終了。

 埼玉西武と千葉ロッテの第1回戦は、7対4で埼玉西武が勝利した。勝利した埼玉西武は、先発したニール投手が6回途中2失点で来日初勝利を飾り、打線も7得点と、しっかり投打が噛み合った。敗れた千葉ロッテは、先発の涌井投手が5回途中5失点と乱調。打線も11安打を放ちながら、つながりを欠いた。

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