有原航平が7回1失点の好投。王柏融に初打点が生まれた北海道日本ハムが勝利

パ・リーグ インサイト

2019.3.31(日) 17:22

北海道日本ハムファイターズ・王柏融選手(C)パーソル パ・リーグTV
北海道日本ハムファイターズ・王柏融選手(C)パーソル パ・リーグTV

 3月31日、札幌ドームで行われた北海道日本ハムとオリックスの開幕カード最終戦は、3対1で北海道日本ハムが勝利。開幕カード2勝0敗1分で勝ち越しを飾った。

 北海道日本ハム・有原航平投手、オリックス・榊原翼投手の先発で始まった試合は、序盤から動く。北海道日本ハムは1回裏、2つの四球で好機を得ると、4番・中田翔選手の内野ゴロの間に先制する。しかし、直後の2回表、失策からピンチを招くと、8番・若月健矢選手にタイムリーを浴び、試合は振り出しに戻った。

 北海道日本ハムは3回裏、西川遥輝選手が安打と盗塁でチャンスメイクすると、近藤健介選手がタイムリーを放ち、勝ち越しに成功。さらに5回裏、5番・王柏融選手に来日初となるタイムリーが生まれ、3対1と2点のリードを握った。

 援護を受けた有原投手は、「開幕から2試合連続延長戦でチームが大変な中、よく集中して投げている」と木田投手コーチが語るように、7回1失点(自責0)の好投を披露。以降は継投に入り、8回表を宮西尚生投手、9回表をハンコック投手とつないで試合終了。

 北海道日本ハムとオリックスの3回戦は投打が噛み合った北海道日本ハムが3対1で勝利した。投手陣が1失点リレーでつなぎ、打線も王選手が来日初打点をマークするなど3点を挙げ、接戦を制した。

 敗れたオリックスは先発した榊原投手が「初登板ということで気持ちが入り過ぎて、空回りしてしまったと思います。初回からボール先行の投球でリズムを悪くしてしまいました。ピンチの場面でも制球が甘くなってしまうなど、ゲームを作ることができず、チームに申し訳ないです」と語るように5回途中3失点と苦しみ、打線も援護できなかった。

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