3月30日、ZOZOマリンスタジアムで千葉ロッテと東北楽天の開幕2戦目が行われる。29日の開幕戦では、本塁打で全得点を叩き出した千葉ロッテがシーソーゲームを制した。カード勝ち越しのため、重要な2戦目の見どころを挙げていこう。

【今季対戦成績】
千葉ロッテ→1勝0敗、東北楽天→0勝1敗

・先発の昨季成績
【千葉ロッテ】ボルシンガー投手 20試合13勝2敗 117.2回84奪三振、防御率3.06
【東北楽天】美馬投手 14試合2勝6敗 79回41奪三振、防御率4.56

　予告先発は千葉ロッテがボルシンガー投手、東北楽天が美馬学投手だ。ボルシンガー投手は昨季チームに新加入し、外国人選手最多タイ記録となるシーズン11連勝をマーク。故障もあって後半戦は失速したものの、最高勝率のタイトルに輝いた。ホームランラグーンの登場により狭くなったスタジアムで、どのような投球を見せてくれるだろうか。

　東北楽天の美馬投手は、背番号を「15」に変更して迎えた昨季、けがもあってわずか2勝に終わる悔しいシーズンを過ごした。エースの則本昂大投手が手術でチームを離れている今、岸投手とともにチームの投手陣を引っ張る姿を見せたい。

　両投手を援護する打線においては、千葉ロッテ・レアード選手と、東北楽天・ウィーラー選手に注目したい。前日の試合で決勝アーチを放ったレアード選手は、お馴染み寿司ポーズの「幕張仕様」も披露。再びその打棒で白星を手繰り寄せて、連勝を導けるか。ウィーラー選手は同日、一時逆転弾を放ったが、残念ながら空砲に。レアード選手と同じ外国人大砲として、30日こそ勝利に貢献する一発を放ちたい。